宇宙ステーションがホテルに? NASAが商業利用へ
米航空宇宙局(NASA)は7日、国際宇宙ステーション(ISS)を民間企業に開放する商業利用方針を発表した。早ければ来年にも民間宇宙飛行士の滞在を始め「宇宙旅行」が可能になる。ISSには、これまでロシアが窓口となり7人の民間人が滞在しているが、NASAが行うのは初めて。NASAによると、ISSの使用権を企業に売る方式。ISSを使い、宇宙空間での実験や製品開発などを行うことを想定しているが、企業が「宇宙旅行」用に販売することも可能だ。NASAが想定するのは滞在1人あたり1泊3万5千ドル(約380万円)で、電気や水、機器の使用料が含まれる。このほかに往復の宇宙船代約5800万ドルがかかるという。企業のもうけなどが上乗せされるため、実際に宇宙旅行に行く費用はさらに高くなる。
https://www.asahi.com/articles/ASM682HSBM68UHBI00C.html
国際宇宙ステーションに「宇宙放送局」が開設へ
宇宙に番組スタジオが開設され、宇宙からライブで配信が行われる。一昔前だったら映画やアニメの世界でしかあり得なかった、そんな夢が実現に近づいています。現在、地球の上空を周回している国際宇宙ステーション「きぼう」の船内に「きぼう宇宙放送局」を開設することを、デジタル衛生放送のスカパーJSATとコンテンツやサービスなどを提供するバスキュール、さらに宇宙航空研究開発機構(JAXA)の3社が11月上旬に共同で発表しました。宇宙関連の事業はこれまで国が主導する公共事業でしたが、これを民主化してオープンにしていこうという動きが少しずつ起きています。そんな“宇宙の民主化”を促進するため、スカパーJSATとバスキュールは、JAXAの協力を得て、宇宙メディア事業を立ち上げました。この宇宙メディア事業では、宇宙放送局を開設し、宇宙と地上でリアルタイムの双方向ライブ通信を行い、宇宙と地上をつないだメディアを作るという世界で初めての試みを掲げているのです。
https://getnavi.jp/world/444684/
宇宙ステーションに民間人も飛行、NASAが開放
米航空宇宙局(NASA)は7日、国際宇宙ステーション(ISS)を民間人の宇宙飛行に開放すると発表した。観光や映像撮影、製品開発など無重力空間を活用した事業に使ってもらう。NASAの宇宙飛行士に選抜されるのは至難の業だったが、お金やアイデアがあれば宇宙基地に泊まって地球を眺めるのも夢ではなくなりそうだ。2020年にも年2回、30日以内の”任務”を認める。米ボーイングとスペースXが開発している新型宇宙船を使う。NASAはISSで寝泊まりするのに必要な空気や水などを供給する代わりに、1泊3万5千ドル(約380万円)の滞在費を徴収する仕組みだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45860110Y9A600C1000000/
国際宇宙ステーションが2020年から民間人を受け入れ
NASAは6月7日、国際宇宙ステーション(以下、ISS)への『民間人』の受け入れを、早ければ2020年から始めると発表しました。NASAは2024年までに最初の女性と次の男性を月面に着陸させるという目標に全速力で焦点を合わせていますが、これを実現させるためには、ISSのサポートを終了することも視野に入れていかなければなりません。そのため、ISSの民間ビジネス化が急務であるというわけです。NASAの発表によれば、すでに50以上の企業が国際宇宙ステーションを支える米国国立研究所を介して、宇宙ステーションでの商業的な研究開発を行っているそうです。さらに、NASAは11の異なる会社と協力して、NASAとISS内にある『ISS National Lab』における研究開発プロジェクトを支援する14の商業施設をISSに設置したということです。
https://grapee.jp/693829
「宇宙ホテル」や「宇宙実験」、国際宇宙ステーションを起点に急増する民間サービス
最近、一般住宅を宿泊施設として提供する「民泊」サービスが日本でもさまざまな議論を呼んでいる。旅行者にとって宿泊する場所はなくてはならないわけだが、実は将来の宇宙旅行時代到来を見据えて、宇宙空間にもホテルを建設しようとする動きがあるのをご存じだろうか。その中心プレイヤーと言えるのが、ホテル事業で財を成したロバート・ビゲロー氏が1999年に創業した米Bigelow Aerospaceだ。同社は将来宇宙ホテルとしても活用可能な商業宇宙ステーションの建設を目指している。鍵となるのは膨張式居住モジュールの開発だ。モジュール自体は柔軟な素材の多重構造で、約10分の1に折りたたまれており、宇宙空間で膨張させて使う構造だ。そして2016年4月、今後の重要なマイルストーンとなるテストが宇宙空間で始まった。「BEAM(Bigelow Expandable Activity Module)」と名付けられた実験モジュールを国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング、5月末以降に膨張させて、今後2年間のテストを行っていくのだ。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1605/27/news031.html
民間宇宙探査のパイオニアとなったイラン女性は国際宇宙ステーションの商用化を歓迎
XPRIZEのCEOでProdeaの創設者であるAnousheh Ansari(アニューシャ・アンサリ)氏は2006年、ロシア宇宙センターで私財を投じて訓練を受けてソユーズ宇宙船に乗り、個人資金で国際宇宙ステーション(ISS)を訪れた世界最初の民間女性となったのだ(しかもそれは、イランの民間人、そしてイスラム教徒の女性としても初だった)。
アンサリ氏にとって、宇宙の商用利用分野の成長は、XPRIZEの原点だ。彼女は昨年の10月から、この財団のCEOを務めている。アンサリ氏とその義理の弟であるAmir Ansari(アミー・アンサリ)氏が多額の寄付を行ったことでその名が冠された賞金1000万ドル(約11億円)のコンテストAnsari Xprizeは2004年に勝者が決まり、それが今日のSpaceXの事業の道筋を付けた。
今日までの働きで、数多くの分野を開拓し、スタートアップのための道を切り開いてきたアンサリ氏だが、Creative Distruction Labの初日に行った基調講演で、参加していた起業家たちに対して、このチャンスに満ちた新しい分野についていくつかの要求を突きつけた。彼女は、「雲の上に存在するクラウドシステム」には多大な可能性があり、データ・ウェアハウス施設を宇宙で運用すれば、電力と熱管理の面で今すぐ恩恵が得られると指摘した。
https://jp.techcrunch.com/2019/06/14/2019-06-13-pioneering-private-space-explorer-anousheh-ansari-welcomes-iss-commercialization/
国際宇宙ステーション初となる商用居住モジュール開発に「Axiom」に採択!
NASAは官民共同開発を目指すプログラム「NextSTEP」の一環として、国際宇宙ステーション(ISS)の置き換えを目指している。商業宇宙ステーション開発にあたって、元NASA ISSプログラムマネージャーのMichael Suffredini氏が設立したAxiom Spaceに白羽の矢が立った。
NASAはISSの開発/運用から手を引くことで、宇宙探査にリソースを集中投入できる。一方、委託されるAxiomは、地球低軌道の足場として機能する商用宇宙ステーションを、安全かつより低コストに運用する必要があり、技術的な革新がせまられることになる。Axiomは、2024年後半に最初のモジュールのリリースを目指す。
https://techable.jp/archives/115961
「宇宙ステーション」完成まであと5年!バスケコートも完備の充実ぶり!
2025年に完成予定の世界初の商用宇宙ステーション「Von Braun Rotating Space Station(ボン ブラウン ローテティング スペース ステーション)」に、バスケットボールのコートが作られるというニュースが報じられて話題となっている。
同宇宙ステーションは、円形で回転するよう設計されている。回転速度を変えることにより、宇宙ステーション内の重力をコントロールできて、地球にいるときのようにバスケを楽しむことができるのだという。ほかにも、ロッククライミングやトランポリンといったアクティビティも設置される予定。
https://tabi-labo.com/292279/wt-newspacestation