SpaceXが宇宙旅行代理店と契約。2021年にも軌道への旅行が実現?

SpaceXが宇宙船Crew Dragonに民間人を乗せる宇宙旅行を企画するSpace Adventuresとの契約を締結しました。Space Adventuresは2001年以降、国際宇宙ステーション(ISS)へ民間人を複数名送り込んだ実績がある宇宙旅行代理店です。

計画によると、Space Adventuresの”観光客”は米国で数週にわたる訓練を行い、フロリダ州ケープカナベラルでCrew Dragonに搭乗して最大5日間、軌道上での”観光”を楽しめるとのこと。このCrew Dragonが到達するのはISSよりもさらに高高度の軌道ということで、場合によっては過去50年間人類が到達しなかったところまで行けるということです。なお、国際宇宙”ステーション”には停泊しません。

契約によれば、Crew Dragonでの宇宙ツアーは2021年後半~2022年の開始を計画し、最大4人までが同乗できるとのことです。

https://japanese.engadget.com/jp-2020-02-18-spacex-2021.html

スペースX、宇宙旅行に取り組む

米宇宙開発企業スペースXは、宇宙旅行企業スペース・アドベンチャーズと、地球の軌道を周回する宇宙旅行について合意した。旅行者は4名となる。Space.comが伝えた。

宇宙旅行に使用されるのは、有人宇宙船「クルー・ドラゴン」と打ち上げロケット「ファルコン9」。

クルー・ドラゴン」は、スペースXが米航空宇宙局(NASA)の有人飛行計画のために開発した宇宙船で、現在はロシアの宇宙船「ソユーズ」で行われているISSへの宇宙飛行士の輸送などに使用することが望まれている。

なお、NASAは、有人飛行に関する正式な許可をまだスペースXに与えていない。宇宙飛行士が参加するテストミッションの時期は、数回延期されている。

Technicaによると、最初の有人試験飛行は2020年5月7日に行われ、宇宙飛行士のロバート・ベンケン氏とダグラス・ハーレイ氏が搭乗する予定。

https://jp.sputniknews.com/science/202002197117960/

地球周回する宇宙旅行、来年末にも…5日間で搭乗費は数億円か

米宇宙企業スペースX社などは18日、開発中の有人宇宙船「ドラゴン」で、地球の高度1000キロ・メートル超の軌道を周回する民間宇宙旅行を、早ければ2021年末にも実施すると発表した。米メディアによると、乗客は最大4人で、飛行期間は約5日間を想定している。

ドラゴンは完全な自動操縦のため、乗客は運転する必要がないという。同社は乗客が払う費用は明らかにしていないが、AP通信は「数百万ドル(数億円)かかる見込みだ」と報じている。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20200219-OYT1T50137/

宇宙旅行の楽しみ方

「宇宙」と聞くと、遠いところというイメージがあるかもしれません。でも、国際航行連盟は、高度100kmから上空が宇宙と定義しています。100kmと言えば東京―熱海ぐらい。意外に近いと思いませんか?その宇宙への旅が今、大ブレイクしようとしています。旅行代金を準備すれば、誰でも宇宙を楽しめる時代がようやく訪れようとしています。

まずは一番お手軽な旅から。宇宙の入り口である高度100km付近へ上昇し帰ってくるコースです。アメリカの民間会社が2005年から宇宙旅行販売をスタートし、既に世界で約600人が旅行を申し込んでいます。旅行費用は25万ドル(1ドル106円として2650万円)。2020年にもいよいよ宇宙旅行がスタートすると見られています。

地球を背景に写真を撮りたいところですが、「ぜひ自分の目で地球を見て欲しい」と宇宙飛行士たちは口をそろえます。そして地球へ。滑走路に水平に着陸し、約2時間の宇宙の旅は終了です。

数時間の宇宙旅行では物足りない。せっかく宇宙に行くなら宇宙に滞在して無重力状態での食事や睡眠も体験したい。移り行く地球や宇宙の眺めを堪能したいという方には、国際宇宙ステーションへの旅。

地球から遠く離れ、宇宙空間にぽっかり浮かぶ丸い地球を見てみたいなら、さらに遠くへ。月への旅も現実的になってきました。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/club-me/column/059.html

宇宙旅行が「2時間で3,000万円」なら行く?行かない?宇宙旅行の意外な参加資格とは

日本人向けに宇宙旅行サービスを取り扱うクラブツーリズム・スペースツアーズに宇宙旅行のプラン内容を聞きました。参加費用は約3,000万円、総旅行時間2時間のうち宇宙での滞在時間は約4分。宇宙到達後はツアーの目玉である無重力空間を楽しめます。

「18歳以上の方であれば、基本的にどなたでも参加できます。3G、6Gと地球上よりも重力がかかりますが、健康であれば問題ありません。フライト前には3日間の訓練を受けていただきますが、内容ははっきりと決まっていないものの、無重力状態での基本的な体の動きなどを学ぶくらいで、あとは循環器系、脳神経などのチェックが主なので、通常の健康体の方であれば難しいことはありません」

「宇宙旅行が実現し、さまざまな企業が実施するようになれば、価格は確実に下がっていくでしょう。2014年にJAXAと行った『宇宙旅行市場調査』では、ご紹介した内容での宇宙旅行の適正価格は600万円とされています。そのため私たちも、将来的にはこの位に下がることを期待しております。」

600万円というと、およそ高級車1台分。これならば参加できる人も増えそうです。高級車を買うか、2時間の宇宙旅行を楽しむか。そんな選択肢に悩む未来が、もうすぐやってくるかもしれません。

https://precious.jp/articles/-/7108

SpaceX Starshipがスペースシャトルの後継機として快適な宇宙旅行を提供できる理由

SpaceXでは100人もの人間を地球低軌道に、さらには月や火星に運ぶことができると説明している。船内設備には「プライベートな客室、広い共有エリア、集中型倉庫、太陽風シェルター、展望ギャラリー」などが考えられると資料には記されている。SpaceXはまた、地点間の移動という用途を特に強調していた。つまり、地球上のある宇宙港から別の宇宙港への移動だが、近宇宙を通過することにより大幅に移動時間を短縮できるということだ。

https://jp.techcrunch.com/2020/04/01/2020-03-31-spacexs-starship-user-guide-details-how-it-could-replace-the-space-shuttle-and-offer-comfy-passenger-flights/?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuZ29vZ2xlLmNvbS8&guce_referrer_sig=AQAAAKNFy5fKyEIvjyDDP5HEIFWy5do9CPdIIK0DFpdMFoogLBuwmF1PeuaEPDGEruQ_NsbNxtpx5auAfHoCZxQzQ-7K–J-Yi4pjPn3t44vg0UOustc7VgZss9U6ch_–cOF-FYxnqYq3RqyUdXuGLeyY5ABeiW205rIG4-u5kpm31F

SpaceXが3人の民間宇宙旅行客をISSへ。2021年後半、10日間の旅

2020年3月6日、ヒューストンを拠点とする宇宙ベンチャー企業Axiom Spaceは2021年後半に国際宇宙ステーション(ISS)へ3人の旅行客を連れて行く計画を発表しました。使用するのはやはりSpaceX、Crew Dragon宇宙船です。Crew DragonはSpaceXがNASAの飛行士をISSとの往復に使用するために開発されている宇宙船です。そしてこのカプセルが実際に飛行士を乗せて軌道へと飛びたてるようになれば、米国はおよそ10年ぶりに自国だけで飛行士を宇宙へ連れて行ける能力を回復します。

かつて民間人がISSに滞在したことはあるものの、Axiom Spaceはこれが初の”完全に民間の”宇宙旅行になるとしました。

https://japanese.engadget.com/jp-2020-03-06-spacex-3-iss-2021-10.html

スペースXの宇宙船で宇宙旅行へ! – 米宇宙旅行会社がチケット販売へ

米国の宇宙旅行会社「スペース・アドベンチャーズ」は2020年2月18日、スペースXとの間で、同社の有人宇宙船「クルー・ドラゴン」を使った宇宙旅行の実施に向けて契約を結んだと発表した。

スペース・アドベンチャーズ(Space Adventures)は、1998年に設立された宇宙旅行会社で、米国に拠点を置く。スペース・アドベンチャーズによると、今回の契約は、昨年の無人での試験飛行と、今年のロケットから緊急脱出試験が成功したことを受けて結んだものとしている。

今後、もし宇宙旅行のチケットの購入者が現れれば、完全に米国の技術で行われる初の軌道宇宙旅行になる。また、宇宙ステーションとドッキングしない初の宇宙旅行となる。

https://news.mynavi.jp/article/20200309-991935/