ホリエモンロケット、打ち上げ成功 民間単独で国内初

元ライブドア社長で実業家の堀江貴文さんが出資する宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズ(IST)の小型ロケット「MO(モ)MO(モ)」3号機が4日午前5時45分、北海道大樹町から打ち上げられた。ロケットは数分後、民間単独のロケットとして国内で初めて高度100キロの宇宙空間に到達。打ち上げは成功した。機体は太平洋上に着水した。MOMO3号機は全長9・9メートル、直径50センチ、重さ1150キロの液体燃料ロケット。市販の部品を使うなど低コストで開発した。今回の打ち上げ費用は数千万円。当初4月30日に打ち上げる予定だったが、燃料の液体酸素漏れが直前に分かった。部品の交換や発射場近くの強風のため、3度延期していた。

https://www.asahi.com/articles/ASM521W3BM52ULBJ007.html

インターステラテクノロジズ

世界中がこぞって小型化を進めてきた衛星。しかし、それを運ぶロケットは国家プロジェクトである高性能・高価格・大容量のロケットが中心です。世界中で一つのメーカーしか作れない部品ではなく、普通のメーカーが作れる部品を使って世界一低価格でコンパクトなロケットを作ること。今後もビッグデータの活用が期待される中でデータを収集する衛星をよりリーズナブルに宇宙空間に運ぶこと。目指すのは、ロケット界のスーパーカブ。それが私たちが掲げるミッションです。

http://www.istellartech.com/

「ホリエモンロケット」は成功するか? 世界が競う”民間ロケットビジネス”の全貌

ホリエモンこと堀江貴文氏が創業した国内の宇宙開発ベンチャー、インターステラ・テクノロジズ(IST)は7月29日、高度100km越えの観測ロケット「MOMO」を打ち上げる。MOMOは、「ホリエモンロケット」とも呼ばれ、これまでテストを繰り返してきた。科学実験機器などの貨物(ペイロード)を最大20kgまで搭載し、高度120kmへ到達できるロケットを目指している。今回の打ち上げが成功すれば、約6分20秒の微小重力環境を実現し、サイエンス分野の実験や観測、機体面への広告掲載などのサービスを提供できるようになる。

https://www.businessinsider.jp/post-100449

ホリエモン独占告白「僕がロケット開発の先に見る夢」

インターステラ社と同じ小型ロケット分野では、ニュージーランド発の「ロケットラボ」がいち早く事業化を成功させ、ユニコーン企業入りを果たした。人工衛星を使ったサービスを行う衛星分野でも、さまざまなベンチャーが台頭し、中でも、数千の超小型衛星による宇宙インターネット網構築を目指ししている「ワンウェブ」は、ソフトバンク単独でも10億ドルを出資し、ユニコーンとなっている。インターステラ社のビジネスは、こうしたユニコーンになり得る潜在力を十分に持っている。堀江氏はこの事業の成功を長年、夢見てきたわけだが、堀江氏が成功の先に見つめるのは、インターネットが日常になったように、宇宙が日常になった世界だという。その真意はどこにあるのか? そしてそこで堀江氏は何をやろうとしているのか?

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64757

JAXAとホリエモン、共創するロケットビジネス。

人工衛星打ち上げ、宇宙ステーションへの人員や物資の輸送、月面探査など、多岐にわたる宇宙ビジネス。その根幹を支える必須インフラが「ロケット」です。民間単独で国内初となるロケットの宇宙到達を成し遂げたインターステラテクノロジズ(以下 IST)。同社の衛星用ロケット「ZERO」開発をサポートすべく、法人パートナー組織「みんなのロケットパートナーズ」が結成され、中でもJAXA(宇宙航空研究開発機構)による技術支援は話題になりました。JAXA角田宇宙センターの吉田誠所長を訪ね、ISTの堀江貴文氏、稲川貴大氏とともに、両者のパートナーシップの意義、日本の宇宙ビジネスの未来について聞きました。

https://dentsu-ho.com/articles/6972