人工衛星で空にメッセージを浮かべる「宇宙広告」を考案

世界中どこにいても見える!人工衛星で空にメッセージを浮かべる「宇宙広告」を考案

ロシアのスタートアップ企業「スタートロケット(StartRocket)」社が計画するのは、小型の人工衛星であるキューブサットを宇宙空間に並べて、メッセージを表示しようという試みだ。

キューブサットには直径9メートルほどの反射セイルが搭載されており、高度450キロの低軌道で各機体が連携しながら日光を反射させる。

すると地上からは空に文字やロゴが浮かび上がって見えるという仕掛けだ。

http://karapaia.com/archives/52270457.html

ペプシが人工衛星を使って空に広告をだすテストを行なう

Futurismによれば、ロシアのスタートアップ企業StartRocketが、光を反射する極小の人工衛星を使い、ブランドのロゴやメッセージを夜空に光らせる計画をしているようです。

最初のクライアントは飲料メーカーのペプシに決まっているとのこと。すでに彼らはテスト飛行にて新しいエナジードリンク「Adrenaline Rush」のプロモーションを行ないました。

Futurismは、ペプシが「人工星座を使い、夜空の星の隣からエナジードリンクをブラ下げて宣伝するだろう」と伝えています。しかしペプシの公式はそれに反して、「屋外にて予備的なテストを行なったものの、それ以上同じことをする予定はない」とコメントしています。

https://www.gizmodo.jp/2019/04/pepsi-space-ad.html

人工衛星で「夜空に広告」──ロシア新興企業のプランが物議

StartRocketの計画には、さまざまな疑問や批判の声が上がっている。ある天文学者は、地球低軌道にはわずかながら大気があるため、反射帆が空気抵抗を生み軌道から降下する原因になるので、高度と配置を維持するため推進装置が必要になると指摘する。また、この広告を視認できるのは、衛星が太陽光を受けられて、見る人がいる地上は暗い時間帯、つまり日の出前後や日没前後に限られるだろうという。また別の天文学者は、衛星で太陽光を反射させる夜空の広告は、「光の公害」になると批判する。宇宙の彼方にある天体から届くわずかな光を観測する研究者たちにとって、こうした広告が観測の障害になることは想像に難くない。研究者でなくとも、夕焼けや晩の星空を眺めているときに、企業のロゴが視界に入ってきたら興ざめするし、そんな無粋なブランドのイメージは高まるどころか地に落ちてしまうだろう。

https://www.pen-online.jp/news/newsweek/2019_03/1

日本初!! 宇宙空間を活用した広告会社 株式会社スペース・バジル設立

日本初!! 宇宙空間を活用した広告会社 株式会社スペース・バジル設立

宇宙ビジネスの全世界での市場規模は、2010年の約2,857億米ドルから、2017年には約3,835億米ドルと高成長を続けています。今後2030年代には約7,000億米ドル以上に達すると推定されています。一方で日本では、宇宙ビジネス全体の市場規模は約1.2兆円であり、そのうち、約9割が官需によるものとなっています。内閣府では宇宙産業ビジョン2030を掲げ、官民共同で2030年代には現日本市場規模の倍増を目指す計画の発表を行っています。

また、2019年1月にロシアのスタートアップ企業「StartRocket」が、小型の人工衛星であるキューブサットを宇宙区間に並べてメッセージを表示する計画の発表や、2019年5月に発表された東京大学とJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が特別にコラボした超小型衛星「G-SATELLITE」を用いて、東京2020大会への応援メッセージを宇宙から地球へ発信する計画を発表するなど、宇宙空間を活用したマーケティング活動が活発化しています。

このような環境の中、宇宙空間を利活用した広告や広報、エンターテイメントを含むマーケティング事業を行っていくことを目的として新会社を設立し、新たな成長市場でのビジネス展開の実現を目指してまいります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000051243.html

宇宙とエンタメの融合。世界初の宇宙広告会社とは

スペース・バジルが展開する事業は、「宇宙空間広告事業」「宇宙空間エンターテインメント事業」の2軸だ。事業には、中須賀教授が手がける長さ30cmほどの直方体の超小型衛星を利用する。

宇宙空間広告事業では、宇宙空間を使って、クライアントの製品PRや企業ブランディングを行う。宇宙空間エンターテインメント事業では、テレビ局や映画会社、レコード会社、ゲーム会社などと協業し、宇宙空間を使って音楽、映像やゲームなどを制作する。

こうした宇宙での映像を、スマートフォンやパソコンといったデバイスで視聴する仕組みだ。

尼崎「世界で初めての取り組みなので、事業内容をイメージできない方も多いかもしれません。具体的な取り組み内容については、クライアントの希望に合わせて作っていきたいと思っています。100企業あれば100通りのプランが出来上がる。要は、完全オーダーメイドの広告ビジネスなのです。

https://amp.review/2019/12/23/spacebasil/