月・火星で生活する際の食糧確保
国際宇宙ステーションでは、空気・水の一部を再生して運用していますが、食糧はすべて地球からの輸送に頼っているのが現状です。2017年よりJAXAは、地上の最先端植物工場技術を導入して月面農場システムを検討しています。
国際宇宙ステーションでは、空気・水の一部を再生して運用していますが、食糧はすべて地球からの輸送に頼っているのが現状です。2017年よりJAXAは、地上の最先端植物工場技術を導入して月面農場システムを検討しています。
ALE社が人工的に降らせる流れ星は、数も多ければ、見えている時間も長く、地表では直径約200kmという広域で鑑賞できるというゴージャスなもの。流れ星に願い事を唱えるというメルヘンチックなこともできそうだ。
宇宙エレベーター(軌道エレベーター)をご存じでしょうか?それは地上と宇宙をエレベーターでつなぐ、これまでにない輸送機関です。地上から天へと伸びる塔のようなものを想像してください。近年の技術発展によって、手の届く域に到達しつつあるのです。
宇宙空間に地球と同じような環境をつくり、数万人から数十万人もの人が住む都市を建設しようという計画があります。これをスペースコロニー構想といいます。月の軌道上には、月と地球の引力のつり合ったところがあり、そこにスペースコロニーをつくることができるとされています。
宇宙ビジネスの世界市場「スペース・エコノミー」は、2005年に17兆円規模だった。これが、2016年には33兆円にまで拡大するという成長ぶりだ。これにともなって、世界の宇宙関連ベンチャーへの投資も急激に拡大している。
宇宙空間でも法律があるはず。しかし、私たちは宇宙法についてよくわかりません。そこで今回は、法律という観点から宇宙をとらえ、そこから宇宙ビジネスの最先端に光を当てていきたいと考えています。
デブリは打ち上げ後に分離されたロケットの部品や運用を終えた衛星まで様々。地球に近ければいずれは地上に落下して大気圏で燃え尽きる可能性があるが、数十年、高速で回り続けることも多い。